2年前、届いた時の糸レポはコチラ。
BFL100%のLace糸を編むのは初めてでしたが、メリノほどではないけれども程よく弾力があって編みやすい糸でした。
また、メリノとは違い、編み地にほんのり控えめな光沢があるため、模様の陰影がよりくっきりと出ているように思います。
ベンガルボダイジュの幹からインスピレーションを得たという、オリジナリティあふれる複雑なケーブル模様は、2本の縄編み針を駆使するのが難しくも楽しく、夢中になりました❤
80段1リピートという壮大なパターンですが、交差が入ってくるのは6ヵ所だけですし、裏面での複雑な操作があるわけでもないので、複雑に見える割には、慣れれば割とすいすい編み進むことができます(^^)
(と言っても、80段を覚えてしまうのはなかなか難儀で、モバイル編みには向かないと思われます・・・笑)
また、編んでみて感動したのが、裏表なく使えるように模様が配慮されていること!
このパターンは2目ゴム編みベースであり、交差模様も、裏から見たときにも映えるような交差の仕方になっています。
ショールやマフラーは、ウエアと違って必ず裏面がヒラヒラと見えるわけで、”裏返ってないかな?”と気にしないで巻くことができるのは本当にありがたいです❤
通常、レース糸のショールは強めにブロッキングして、透けの美しさを楽しむものだと思うのですが、このBanyanショールの場合は、あまり強く引きすぎるとケーブル模様の立体感が薄れてしまうし、どうしたものか・・・と迷いつつ、Ysoldaさんのサンプル写真を参考に、透けも立体感も楽しめるように気をつけてみました。
**作品メモ**
読んでいただきありがとうございました(*´ω`*)