2015-09-29

Madelinetosh&DyeForWool×カーデ「Old Romance」、完成しました

Madelinetosh tosh MO lightとDyeForWool BFLfingeringで編んでいた、
「Old Romance」 が完成しました!





とてもとても着心地が良く、
ロマンチックなレースパネルも、嫌みのないさじ加減で、
この秋~冬はヘビロテになりそうな予感です❤



前回記事で迷っていた、Bodyのかせ交互編み・・・
結局、3かせ交互編みで頑張りました☆
でもその甲斐あって、色の偏りや変な模様は全く出現せず、
編んでいる最中も安心でしたし、
完成した編み地の色合いにも大満足です(^^)

オープンフロントのカーディガンは可愛いのですが、
寒くなってくると絶対、前を閉じて着たくなるので・・・





シルエットを少しいじってあります。



  • Vネックの増し目を増やして(6段ごと14回)、前が閉じられるようにしました。
  • 直径1.5cmの貝ボタンを7個つけました。
  • Bodyにウエストシェイプを入れました(減目2回、増目3回)。

ゲージきつめのMサイズで、袖が1周30cm、身頃が1周104cmになりました。
これは、ほぼSサイズと同じです。

「Old Romance」は、袖が細めで身頃がゆったりとしているデザインです。
身頃は、XSまたはSサイズで十分余裕があります。
袖にゆとりを持たせたい時は、袖編み中にまっすぐ○段編む部分があるので、
ここで段数を増やすと良いと思います。

サイズ選びやシルエットの変更については、
Twitterのお仲間と情報交換できたことが大変参考になりました!
KALの皆様、本当にありがとうございました❤



あともう一つ、アレンジした部分があります。

袖のレースパネルは、縁が自然とカーブしてかわいいので、
編みっぱなしにしました。
袖口のMC部分には、I-cord BOをつけたしてみましたが、
これは適切だったのかどうか(^-^;
編み地と完全に同化してしまってます。



身頃と前立ての一目ゴム編みも、I-cord BOにしました。
(長距離の一目ゴム編み止めに全く自信がない人は私です・汗)
通常使われる3目のI-cordだと、縁取りが目立ちすぎることがありますが、
2目の“very small I-cord”というものがあると知り、
採用してみました(^^)


さて、今回使った、DyeForWool BFLfingeringについて、感想など・・・

まず、仕上げ後のドレープの素晴らしいことといったら!!


落ちがすごく綺麗で、でもコシがないわけではなく、つかず離れずだから、
体の嫌なラインを拾うこともありません❤
これはBFL糸だからでしょうか・・?

また、毛玉が全然できそうにない!
編み始め近辺の編み地が、編んでる最中から毛羽だったりして、
毛玉ができそう・・・とか思ったことがありませんか?
以前編んだMalabrigo sockがそうでした(^-^;
今回は編み始めと編み終わりとを比べても、全く変化がありませんでした。

ここまで良いことずくめですが、一つだけ気になること・・・
わずかながら、チクチク感があります。。
普通肌の私でも感じるので、敏感肌の方にはあまりおすすめできないかも。
(ちなみに、毛玉のできやすかったMalabrigo sockは、
全くチクチクなしのノンストレスでした☆)

以上、糸選びのご参考になれば、幸いです(^^)


これから秋本番、
もう少し寒くなってきたら、「Old Romance」の出番です(*´▽`*)
羽織るのがとても楽しみです❤

**作品メモ**

  • パターン : 「Old Romance」(Ravelry有料パターン)Mサイズ
  • 使用糸(MC) : DyeForWool BFLfingering col.Crumbling sandstone building 240g
  • 使用糸(CC) : Madelinetosh Tosh MO Light col.Canvas 30g
  • 使用針 : US4号(本体)、US2.5号(レースパネル、ゴム編み部分)



にほんブログ村 ハンドメイドブログ 編み物へ
読んでいただきありがとうございました(*´ω`*)


2015-09-14

引き続き、かせ交互編み(Alternating Skeins)の研究~輪編みの場合


前回、かせ交互編み(Alternating Skeins)について記事にしましたが、
そのときTwitterのほうで、
輪編みの場合の交互編みについても話題になりました。
自分自身への備忘録として、記事に残しておこうと思います☆

輪編み・2かせの場合は、2段ごとではなく、
毎段かせを交換するのが主流のようです。

そして、輪編み・3かせ以上の場合は、
半周ごとにかせを交換するのだそうです!

ちょっと想像しにくいと思いますので、
またまた下手な絵を描いてみました。
パラパラ漫画風に、どうぞ↓↓

輪編み・3かせ:図1

図1:かせ①で編み始めます。

輪編み・3かせ:図2

図2:半周編めたところでかせ②に交換し、半周編みます。
これで一段編めたことになります。
このとき、それぞれの糸玉は図のような位置にあります。

輪編み・3かせ:図3

図3:2段目をかせ③で半周編みます。
編み終わった位置にはかせ①が待っています。
かせ①に交換して編みます。

輪編み・3かせ:図4

図4:かせ①で半周編むと、かせ②が待っています。
かせ②に交換して編みます。

輪編み・3かせ:図5

輪編み・3かせ:図6


図5、図6:ちょうど陸上競技のトラックリレーのように、
半周編んだら、そこで待っているかせに交換して編み進んでいきます。

実際に編んでみた編み地をご紹介できれば良いのですが・・・(^-^;

今シーズンは手染め糸とがっつり取り組むつもりですので、
今後、実際編んでみた印象を記事にUPできたら良いなと思っています(^^)



そうそう、往復編み・3かせの場合について、
新しい方法がRavelryの別グループで紹介されていました!
(→紹介元のTopicはコチラ

輪編み・3かせの場合と同じような考え方で、
毎段、編み地の両端でかせを交換する方法です。

往復編み・3かせ:毎段

前回記事にした、2段ごとにかせを交換する方法だと、
  1. 色味の違いが大きすぎる場合に、色味がミックスされずボーダー状になってしまう
  2. 片側のみでかせを交換するため、左右の端の印象が違う
という懸念がありますが、毎段交換する方法だとこれらをクリアできる、
というわけです。

かせの色味が違いすぎるときや、
両端を編みっぱなしにして仕上げるパターンのときには、
ぜひ試してみたいと思いました(^^)


かせ交互編み、まだまだ奥が深そうです!

引き続き、新しく勉強したTipsがあれば、
BlogのほうにもUPしたいと思っています☆

でも、私英語が堪能ではないので・・・(><)
勘違い等あれば、ぜひぜひご指摘いただければと思いますm(__)m



にほんブログ村 ハンドメイドブログ 編み物へ
読んでいただきありがとうございました(*´ω`*)



2015-09-09

「Old Romance」経過とかせ交互編み(Alternating Skeins)

Madelinetosh&DFW×「Old Romance」の経過です。


後ろ身頃側の袖を編み終えた後、レースパネルの反対側からも編み出して、


メリヤスはぎで筒状にしていきました(^^)


最近天候が不安定なので、写真の色味も不安定(^-^;
三枚目が実物に近いです。

ゲージがきつめ(25目×34段)だったため、
Mサイズで編んで大きめSサイズを狙っています。
でも、SサイズもMサイズも、袖の目数が同じ。。ということは、
(ゲージがきついので)袖が短くなりそう?
ということで、身幅たっぷりのBodyから目を減らして、
袖の目を増やしています。


さて、今は、左袖の前半分を編みかけています。


前回もちらっと書きましたが、
写真からもはっきり分かるくらいかせ同士の色味が違うので、
初めてのかせ交互編み(Alternating Skeins)です。

2段×2段のボーダーを編むのと全く同じ操作で、
2つのかせを交互に編んでいきます。
(往復編みの場合)

おかげさまで、色味の違いは全く分からず、
色ムラが変に迷彩チックな柄になることもなく、
安心して編むことができています(*´ω`*)

以前Malabrigoべるりんこさん糸で編んだときは、
“Alternating Skeins”という言葉自体も知らなくて(笑)
でも、色味の差異がほとんど出なかったのは、本当にラッキーでした。

手染めの性質上、同じロットでも色味の差異は避けられないわけで、
どの染色家さんのHPにも、一応、
『“Alternating Skeins”を強く推奨』と注意書きがあります。

しかし、毎Project実行するのか、その方法はどうするか、
については海外ニッターさん達も悩ましく思っているよう・・・?
試しにRavelryのMadelinetoshグループで“Alternating Skeins”を検索してみると、
たくさんのTopicがヒットしました。


で、今回、MCの糸は3かせ用意しています。
2かせの時は、上記のように交互に編んでいけば良いのですが、
3かせの時は、どうしたら良いのかしら???

上記のMadelinetoshグループのTopicsでは、
『できれば1~2インチ以内の範囲で、組み合わせを変えながら編む』
という方法が紹介されていました。
(→紹介元のTopicはコチラ

つまり、
下手な絵でごめんなさい・・・

①+② → ①+③ → ②+③ のような組み合わせで、
ローテーションしていくということのようです。
上記の絵では2リピートごとにローテーションしていますが、
もちろん1リピートごとにローテーションしたほうが、
より混ざり合ってbetterかもしれません。

しかしですね、絵に描くのは簡単ですが、実際には・・・(^-^;

常に3玉がぶら下がった状態で①、②、③と呪文のように唱えながら、
広大な面積のBodyを編んでいくのか・・・あぅ・・・

絵の方法だと、糸を渡す距離が長くなるから、
大量の糸始末が必要になるんではないか・・あぅぅ・・・

手染め糸を活かすのは、なかなか手間がかかります・・・(;^ω^)
でも、手間をかけてでも、
手染め糸特有の編み地の美しさを見たいものなんですよね❤

が、頑張ります☆




にほんブログ村 ハンドメイドブログ 編み物へ
読んでいただきありがとうございました(*´ω`*)

2015-09-04

Madelinetosh&DyeForWool×「Old Romance」、編み始め

秋ですね♪ 編み物の季節ですね❤

秋冬ものの一番手、「Old Romance」を編み始めました!



いきなり、袖のレースパネルのブロッキング写真から・・・
楽しすぎてどんどん編み進んだため、
編み始めた時の写真を撮り忘れました(笑)

この可憐なレース模様は20段一模様で、
パターンにチャート図もついているので安心です。


Tosh MO LightのCanvasは、
名の通りキャンバス地のような優しいオフホワイトの中に、
控えめにピンクベージュやココアブラウンが出てきて、
柔らかな印象の編み地になっています(^^)

このレースパネルの両端から拾い目(段からの拾い目)をして、
袖~身頃を一体に編み出していく手順です。


お目汚しですが、裏側の拾い目の部分です。
両端にピコットがあるため、拾い目は通常の位置よりも内側になります。
ガーター編みで、針を入れる位置が分かりにくかったのですが、
慌てず数回やり直すうちに、だんだん目が慣れてきました(^^)


今は、拾い目の後、
short-row(W&T指定)で袖~後ろ身頃を編んでいます。

右袖~後ろ身頃~左袖を一体にして編んでいるので、
1段の距離が少し長いですが、
いつものトップダウンとは違うプロセスでできていくのが
とても楽しいです♪


DyeForWool BFLfingeringのCrumbling sandstone buildingは、
同系色ながら色の揺らぎが割合はっきりと出てくる感じです。
今のところ、一段の距離が長いこともあって、
変なシマシマや色の偏りは出てきていないようです(^^)
用意した3かせは、それぞれ色味が少し違うので、
short-rowが終わったら交互編みをしていくつもり・・

この色合い、このレース模様の雰囲気、、、
なんとなく、ミュシャの作品を思い起こさせるなぁ・・・♪
ロマンチック全開な妄想に浸りながら編んでいます❤




にほんブログ村 ハンドメイドブログ 編み物へ
読んでいただきありがとうございました(*´ω`*)