2016-12-28

丸ヨークカーデ「Epistrophy」経過:編み始め~スティーク本番!


スティークの練習も終わり、いよいよ本番編みの「Epistrophy」 です!




久々のボトムアップ、しかも自分用ではなく娘サイズなので、毎日毎日編み地と娘の身体にメジャーをあてて、緊張しながらの進行でした(;^ω^)

真ん中あたりのゴム編みが途切れている部分、ここがスティーク位置になります。

Bodyについては、いくつかアレンジを加えました。

  • オリジナルではしっかりとウエストシェイプがあるのですが、子供用なのでシルエットをAラインに変更して編んでいます。
  • ヨークの模様編みに入る直前で、引き返し編みで後ろ身頃のみ伸ばして、前後差をつけています。



編み込みヨークは、ひし形の模様がだんだん小さくなっていく中に自然に減目が入っています。
ずっと輪編みの表編みで編み込み模様を編んでいくのは、目が揃いやすくて気楽に編めますね(^^)

さて、編み終わった後が、このカーデの本番!


縦ストライプになっている7目のうち、4目めの薄グレーのところで切り開きます。
3目めと4目めの間、4目めと5目めの間に、かぎ編みで補強のラインを入れていきます。

使用したのはHolst Garn Coastと、JP3号のかぎ針です。


実際の操作では、編み地を外表にして折りたたみ、針を入れていきます。
上の写真は、4目めのグレーと5目めのブルーを1本ずつ拾っているところです。
練習では細編みにしましたが、引き抜き編みのほうが薄く仕上がるとのことで、本番は引き抜き編みを採用してみました。


補強完了。


いよいよ、ハサミの登場! ひえーっ!(笑)
補強したかぎ編みラインの間にはしご状に並んでいる糸を、慎重に切っていきます。


できました! やれやれ!!

しかし、これで終わりではありません(笑)
まだまだ気の抜けない作業が続きます・・・


前立てのゴム編みを編んだら、スティークした部分をカバーしなくてはなりません。


スティークのエッジが隠れるようにチロリアンテープを当てて、両脇をチクチクまつり縫い・・・
(注:Kate Daviesさんのチュートリアルを参考にして、お裁縫スキルの低い私が見よう見まねでやっていますので、テープの扱い等の正確性については自信がありません・・ごめんなさい;;)

まぁ、でも、どうにかこうにか、完成にこぎつけました!

完成記事は次回に!!



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長々と、読んでいただきありがとうございました(*´ω`*)

2016-12-05

初めてのスティーク~まずはスワッチで練習


次なるProjectは、娘からのリクエストで、Kate Daviesさんの丸ヨークカーデ「Epistrophy」  を編みます(*^^*)


(掲載されている編み本『YOKES』についてのレポ記事はコチラ

ボトムアップで、丸ヨークに幾何学的な模様が印象的なカーディガンです。

このパターンでは、初挑戦の技法スティーク(!!)が必要です。
いきなり本番でジョキジョキと切るのは怖すぎるので、スワッチで練習することにしました。

スティークには、切断面の処理の仕方により、数種の方法があるようです。

  • 全く補強しないでいきなり切る
  • 手縫いまたはミシンで切断面の両脇を縫って補強する
  • かぎ針編みで切断面の両脇を補強する

それぞれ長所・短所があるので、
  • 使う糸が良く絡む糸なのか、それともスーパーウォッシュの糸か、綿など植物繊維の糸か
  • 切断面がより綺麗に仕上がるかどうか
などの要素を考慮して、適した方法を選ぶと良いとのこと。

以下、参考にさせてもらった情報源です。いずれも英文ですが、写真が豊富で、見るだけでもとても分かりやすいと思います。詳しくお知りになりたい方は是非!


今回私が選んだ糸は、RowanのFelted Tweed DK。


昨年「Ondawa」を編みました(^^)

この糸、毛羽が多くていかにも絡みやすそうに見えますが、スーパーウォッシュメリノ50%、アルパカ25%、レーヨン25%という組成です。
いきなりスティークするのは、かなり不安です・・・
「Epistrophy」をFelted Tweed DKで編んだ他のニッターさんのProjectを参考にさせてもらって、かぎ編みのスティークを採用してみることに。



筒状に編んだスワッチの、スティーク位置の両脇をかぎ針で拾って、細編みで2列、編みます・・・


いよいよハサミの出番!! ドキドキのチョキチョキ!!!


ひょえ~っと思いながらチョキチョキ完了! できました!!


裏面はこんな感じ。
切断面がかぎ編みでカバーされています。
切れた糸端は細編みの足の部分でホールドされて、するっとほどける感じはありません。



水通ししたらどうなるかも、確かめてみました。
編み地に機械的な刺激が加わっても、ほとんどのエッジはほぐれることなく綺麗な切断面を保っていますが、スワッチ右上、配色部分の何段かは、配色糸の濃いブルーの糸がぴょこんと出てきていました。

本番ではカーディガン前立ての裏面になるこの部分、Kate Daviesさんがされているように、切断面をチロリアンテープでカバーするほうが安心なようです。

もしかしたら、手縫いやミシンで補強するスティークのほうが、切断面は安心かも知れません。
しかし、縫う場合は、きっちりと補強される代わりに、編み地の伸縮性には対応できないという短所もあります。
かぎ編みの場合は、編み地の伸縮性に柔軟に対応できる長所があります。

ちょっと迷うところですが、一応今回は、スワッチと同じ、かぎ編み+チロリアンテープでやってみようと思います。


いよいよ本番! ドキドキですが頑張ります!!



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