長らくかかってしまいましたが、、、
WalkCollection Linea ×プルオーバー「Lattice or Braid」が完成しました!
本来は身頃にボーダーが入るのですが、今回はムラ染め糸の色の移ろいを主役にしたかったので、ボーダーは入れず単色にしました。
色の分布が偏るのを防ぐため、身頃も袖もかせ交互編みにしてあります。
4かせ使うprojectで(実際仕上がってみると、使用量は3かせで収まっていたのですが^^;)、4つの糸玉をとっかえひっかえ交互編みするのは、あまりにも大変で非現実的です。。
それぞれの糸玉に①~④まで番号を振って、
①+②で編む→ ①+②+③でしばらく編む→ ②+③で編む→ ②+③+④で編む→ ③+④で編む
というように、基本的に2かせの交互編みで、途中で糸玉を替えたときの色差ができるだけ紛れるように3かせの交互編みを挟み、編んでいきました。
柔らかな曲線を描くVネックと、肩から袖まで伸びるBraid模様・・・それぞれが美しく繋がるようにとの、デザイナーさんの細やかな心遣いが感じられました♥
ただ、自分の技量のなさで心残りなのが、Vネックの一番底(谷間)にあたる部分。
ここは、段の始めと終わりで毎段増し目をしていくのですが、ちょっと窮屈になりすぎてしまったかなと・・・
編み地が少し引っ張られたようになっています。2枚目を編むときは、ここをゆるめに編むよう心がけたいと思います。
シンプルな縄編みではなくて、ひとひねり加えられているからこそ、深い陰影が生まれるのだなぁと感心しきり。
パターンの指示通りの丈で編んだのですが、中途半端なチュニックのような着丈になってしまったため、試着しながら少し短く編み直しました。
(アドバイスくれたリアル編み友さんに感謝♥♥)
また、素肌に当てると、少しだけこそばゆい感じがあります。
リネンの繊維が当たるのかな?
前回編んだSnail Yarnさんのアルパカシルクリネン糸もそうでした。
敏感肌の方は、素肌に当たらないようなパターンのほうが良いかも知れません。
でも、リネンが入っているおかげで、
- 編み地に少しひんやりした感じが加わる=春秋ものにぴったり
- 編み地が補強されて、安心感がある=着るものに適している
という利点もあると思います。
比較の対象にするのはおかしいかも知れませんが、、
リネンの代わりにカシミヤの配合された、The Uncommon ThreadのHeavenly Fingering(アルパカ+シルク+カシミヤ)は、すご~く肌触りが良くて暖かい、けど、すご~く繊細で、頼りなささえ感じる編み地で、ひっかけを作らないよう気を遣いながら着ていました。
(→昨シーズン編んだLanewayの記事)
メインの素材であるアルパカ+シルクは共通しているけれど、少しだけ配合されたリネンorカシミヤの素材の違いが、編み地になると全く違った風合いを生むのだなぁと驚きました。
パターンに合った素材・色を選ぶことは、楽しくもあり、悩ましくもあり・・・
まさに編み物の醍醐味!
まだまだ勉強が足りません(*´ω`*)
- パターン:「Lattice or Braid」(英語版はRavelry有料パターン 、日本語版はアトリエニッツさんで入手可能)Sサイズ
- 使用糸:WalkCollection Linea Marsh 257g
- 使用針:メインUS4号、リブ部分US3号、ネックのI-cord BO US2.5号
読んでいただきありがとうございました(*´ω`*)
まずは完成おめでとうございます!
返信削除4カセの交互編み、んー想像しただけで気が遠くなります。
2カセでもこんがらがった私・・・
でもきっとこのひと手間(以上だけど)が後からジワジワ効いてくるのでしょうね。
それにしてもこのVネック、絶妙ですねぇ。
歳を重ねる毎にちょっとした所(あきの具合や袖丈着丈)が見栄えに大きく影響するようになってきたように感じますが、なかなかこれ!というものに出会う機会も少なく・・・
パターンは購入済み。私もこのVネック体感してみたくなりました!
kimikoさん、ありがとうございます❤
削除ムラ染めなので覚悟はしていましたが、いやーなかなか、、交互編みはちょっと気が遠くなるような道のりでした(笑)
でも、手間をかけた分の見返りは必ずある!、やっぱり交互編みしてよかったなぁと編み地を眺めながら思っています^^
Vネックの開きは、最後のI-cord BOで調節できます♪ ほんと、だらしなくない、でも女らしさも欲しい、そのさじ加減が微妙ですよね~試着しつつ決められるところも嬉しいポイントです❤